この記事では
・プーメリーを買った感想
・残念ポイント
・プーメリーの裏技について
をご紹介します!
巷で噂の「プーメリー」をご存じですか?現在育児中の方なら、きっとどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか?とにかく有名なおもちゃで、私は妊娠中から何度もその名を目に耳にしていました。この記事では、そんなプーメリーを使ってみた感想と残念ポイント、そして「裏技」と呼ばれるコマンドについても紹介します。
プーメリーについて
プーメリーとは何ぞや?という方のために。タカラトミーさんの「くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー」という新生児から使えるおもちゃです。
赤ちゃんのおもちゃといえば、で定番なメリーですが、いろいろなメリーが存在する中で、なぜかこのプーメリーだけがずば抜けて有名な様子です。私もメリーを購入しようとしたときに、たいていの記事でお勧めされていました。ただ当初は「高いな~」という感想を抱いていましたが、結論、買ってよかったと思っています!購入を決断するに至ったポイントをいくつかまとめてみます。
プーメリーの良いところ
ほかのメリーよりも割高なプーメリー。にもかかわらず、私が購入に至ったのは次の5点が主な理由です。実際に使ってみて思う感想も一緒にまとめてみます。
長く使える
一番決め手となったのはこれでした。長く使えること。プーメリーは6WAYと商品名に入っている通り、変形ができます。最終形態ではなんとつかまり立ちまでサポートしてくれるようで、1歳過ぎまで遊んでるという口コミが多かったです。
長く使えてコスパがいいのもありますが、万が一赤ちゃんに刺さらなかったときにも、別形態なら楽しめるかも?というのが購入を後押ししてくれました。赤ちゃん向けのおもちゃって、せっかく買っても赤さまのお気に召さないと完全に無駄な出費になってしまいますよね。6WAYもあるなら、どれかはハマるだろうと思い、購入に踏み切れました。
ちなみに、ほかにも、アンパンマンやポケモンなど変形するメリーはあります。私がプーにしたのは、キャラの好み&色合いという見た目的な要素も一因でした。
ベッドでも床でも使える
前述の点と少し似ていますが、ベッドでもフロアでも使えるのがありがたかったです。
我が家はベビーベッドがいいか布団がいいのか結局悩んだ末に、短期レンタルで様子を見ながらベビーベッドを使っています。ただ布団も購入しており、親の体調に合わせてたまに床でねんねすることもあります。寝る場所が定まらないので2WAYであることはメリーを選ぶうえで必須条件でした。
このベッドでも床でもという点は、妊娠中の時期での購入を考えている方にもおすすめできます。また本人ではなく出産祝いのプレゼントとして検討される方も、相手の間取りを気にせず贈れて良さげな点だと思います。
また、フロアでしか使えないメリーだと、どうしてもおもちゃの転倒リスクがあります。そういった面でも、とにかく安心して購入できたのがよかったです。
色がはっきりしている
明確な根拠はありませんが、「赤ちゃんには色彩を多く見せよ」という情報をよく見かけます。発達にかかわるかどうかはさておき、生まれたばかりの赤ちゃんはあまりものが見えていないとのことで、少しでも発見しやすい色のほうが食いつきがいいんじゃないかと思い、プーメリーを選びました。
正直に言えば、妊娠前は家具をモノトーンでまとめており、赤ちゃんグッズで部屋の景観が崩れてしまうことに抵抗がありました。が、生まれたらそんなことは言っていられなかったです。どう頑張ってもアンパンマンは気づいたら家にいるし、モノトーンや無地の赤ちゃん服はなかなかないし…また、「赤ちゃんにはいろんな刺激を」というコラムとか読んでいると、親のエゴよりも断然赤ちゃんのためを優先し、今では赤ちゃんの周りからだんだんとカラフル部屋になっていくのも悪くはないと思っています。
なので、はじめはなるべく色が薄い、いわゆるおしゃれな見た目のメリーがいいなと思っていましたが、それよりも赤ちゃんの食いつきを優先とし、いろんな色が使われているプーメリーを選びました。
ちなみに、口コミ通り食いつきはかなり良いです!生後1か月ごろから使用していますが、じーっと見つめています。どこまで見えているかわかりませんが、やっぱり赤色系統が見やすいのか、ちゃんと見てくれていました。
収録楽曲数が多い
実際に使ってみてわかったことですが、楽曲数は多いに越したことがありません。赤ちゃんのためだけでなく、親のためです。プーメリーを買う前、メリーではないのですが音楽が流れるおもちゃを出産祝いで頂いたので使っていました。そのおもちゃは3曲収録だったのですが、使って2,3日もすれば、頭の中で無限ループ。赤ちゃんの反応はさておき、親のほうが大変でした。特に新生児期はメンタルも不安定で、当時はお風呂に入っているときなど、束の間の休息時でも空耳で聞こえるほど…
プーメリー購入後、すっかり出番が減ったそのおもちゃはたまに使うと、懐かしさを感じますが、当時はとにかく頭から離れなかったです。
とはいえ、プーメリーも1か月くらい使っていれば、結局無限ループはするのですが、それでも曲数が多いに越したことはありません。
ちなみに、聞いたことがあるあの曲、こんな曲名だったんだ!と勉強にもなりました。トロイメライとか。
さらにちなみに、「きらきら星変奏曲(モーツァルト)」と書いてあり、「え!この曲ってモーツァルトの曲なの!?」と思って調べた結果、「モーツァルトはあくまで変奏曲を書いただけ。作曲者ではない」という情報にもたどり着き、また一つ賢くなりました。大人の勉強にもなります。
ところで、ABCの歌ときらきら星って同じメロディーだったことにも、プーさんメリーのおかげで気づきました。どちらも後付けの歌詞で、もともとはフランス民謡なんだとか。奥深いです、プーメリー。
脱線しまくりましたが、収録楽曲が多いことに越したことはなく、その点でもプーメリーはお勧めです。
みんなが使っている安心感
結局、人気なものって人気な理由があるんですよね。みんなが見る映画ってそれなりに面白いし、ポピュラーなものにはポピュラーな理由があると思っています。
また、正直育児で大変なときに検索して比較してってやっている時間も惜しい。スマホ見て調べる時間があれば寝たい!そんな時にはやっぱり口コミをいいものを選んでおけば、失敗リスクはそこまで高くないだろうと思いました。結局、赤ちゃんに合うか合わないかは買ってみないとわからないですしね。そんな考えから、ある程度育児グッズは口コミがいいもの人気なものを選ぶのも一つの指針にしています。
プーメリーはネット情報だけでなく、身近なママ友にも所有者がおり、みんな絶賛&満足の様子だったのもあり、えいや!で購入しました。結果、大正解でした。
プーメリーの残念&後悔ポイント
さて、ここまで良い点ばかりを述べてきましたが、プーメリーにもネガティブな点はあるんじゃないか?ということで、残念ポイントをご紹介します。
ただ、先に述べると、正直そんなに悪い点ではないです。圧倒的にメリットが上回るので、私の場合は購入を躊躇するほどではありませんでした。
電池がすぐ切れる
使用頻度にもよると思いますが、電池の持ちがあまり良くない印象です。メリーの回転&音楽でほぼ毎日日中使っていて、1か月持ちませんでした。これはなかなかの頻度です。
電池のフタは、安全のためにねじで開閉しなければならないため、これまた面倒です。
そして、電池のみ対応で、充電式やUSB電源などではありません。出産前まで、この現代で様々なガジェットを使って生活している中で、長らく電池は使っておらず、あまり身近ではありませんでした。が、結構おもちゃって電池使うんですね…
プーメリーは単二電池3つです。この3つというのが地味に面倒で、コンビニで売っている電池って2個入りなんですよね。もう地味に面倒。
というわけで、最初に思い浮かんだネガティブ要素は電池交換の手間でした。
ちなみに、これから購入を検討されている方は、購入時に電池が入っていないので要注意です。我が家のようにお預けを食らわないためにも、忘れずにご購入くださいね。
赤ちゃんの興味は引くが、泣き止んだりはしない
そりゃそうだ、という感じかもですが、育児が楽になることを期待しすぎると良くないかなと思います。あくまで、ご機嫌タイムの赤ちゃんの相手をしてくれる程度であり、「プーメリーで泣き止む!」とかは期待しすぎかなと感じます。中には相当相性がいい子はいるかもですが…我が家も一人で遊ばせていると、最初こそよく見ていますが、そのうち、近くに来てくれー!と言わんばかりの声をあげるので、プーさんたちと一緒に遊ぶようにしています。
依存する?
これは実感はありませんが、ネット上に存在していた意見です。プーメリーがないと寝れなくなるとか、つかまり立ちに変な癖がつくとか…
こういったデメリットは正確な検証ができないと思うので、メリットデメリットを比較して、心配なら各自で判断するしかないとは思います。
ちなみに我が家は現在生後3か月ですが、夜寝るときは音で起きてほしくないので切っていますが、昼間は流したり流さなかったりバラバラです。特に依存しているという様子は見られません。
プーメリーの裏技・隠しコマンドについて
プーメリーについて調べていると、検索サジェストで出る「プーメリー 裏技」や「プーメリー 隠しコマンド」というキーワードが目につきます。初めて見たときはめちゃくちゃわくわくしました。
が、結論として、別に裏技や隠しコマンドなど、都市伝説めいたものではありません。あまり知られていない/使われていない機能というだけで、説明書にはしっかりと記載があります。
でもきっと多くの人が説明書を細かくは読まないのか、見落としており、それが「裏技」「隠しコマンド」として呼ばれているのでしょう。
一応、こちらがタカラトミーさんの説明書リンクです。4Pに記載がありますが、まあ情報量が多く、気づかなくても仕方ないかな…
逆に、どこに書いてあるか見つけてみてください!
以下、4つの裏技の内容です。一応ネタバレにはなるので、知りたくないという方は飛ばしてくださいね。
プーメリーの裏技・隠しコマンドその1
1つめは再生楽曲の1つとして収録されている「胎内音」です。多くの方がランダム演奏モードで再生することが多いと思われますが、曲の指定もできます。
やすらぎメロディの11番目に収録されているのがこの「胎内音」で、最初に聞いたときは結構生々しくてびっくりしました。ちなみに、うちの子はホワイトノイズですやすやしてくれる子ですが、この音は別にハマらなかったです…
再生手順:「やすらぎメロディボタン」を11回押す
プーメリーの裏技・隠しコマンドその2
2つめは「小川のせせらぎ」音です。こちらも、「胎内音」と同様のやすらぎメロディの収録曲です。「胎内音」の次に収録されています。
我が子は「胎内音」に比べると、若干お気に召すようでたまに使っています。が、どこかで聞き覚えがある音だなーと思っていましたが、気づいてしまいました。これはお手洗いでボタンを押して出るあの音です。気づいてしまってからは何とも言えない気持ちで聞いています。
再生手順:「やすらぎメロディボタン」を12回押す
プーメリーの裏技・隠しコマンドその3
3つめは「ハッピーバースデー」です。これも先の2つと同様、れっきとした収録曲です。ごきげんメロディの11曲目に収録されています。
たしかに、この曲はやっぱりお誕生日の特別な日に取っておきたいので、ランダム再生で流れてほしくはない曲ですね。メーカーの気遣いを感じます。
再生手順:「ごきげんメロディ」のボタンを11回押す
プーメリーの裏技・隠しコマンドその4
さて、最後に紹介するのは「プーさんが話すモード」です。先の3つに比べると、より隠しコマンド感が強く、初めて聞いたときは少し感動しました。
ただ、これも別に隠しコマンドとして搭載されたわけではなく、「ビジー&ジムモード」では下部のレバーを引くと流れる声です。メリー状態だとあまり使われることを想定していないのか、たくさんボタンを押さないと出てこないので、裏技感が強くてワクワクするのでお勧めです!
再生手順:
①「かいてんボタン」を1回押す
②「ごきげんメロディボタン」を1回押す
③「かいてんボタン」を2回押す
特に、最後の2回押すのがとっても隠しコマンド感を感じて好きです。
ただ、使ってみた感想としては、実際にプーさんの声が合いの手のように流れるのですが、正直大人の私にはちょっと怖いです。「ぼくはプーだよ」とか一人でいる時だと少しびっくりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?プーメリーについてご紹介しました。
口コミ人気が強いプーメリーですが、さすが人気なだけの理由があるな~と買ってみて実感をしました。ほかのメリーもよい点があると思いますが、迷っているのであれば、人気なものを選ぶというのも、一つの選択かなと思います。
結論、私は大満足しています!若干値が張りますが、長く使うことや機能の多さを考えると、そこまでコスパが悪いとは思いません。
収録曲の多さから、新しいことに興味を持ったり、隠しコマンドで遊んだりと、赤ちゃんだけでなく大人の私も楽しく遊べました…!
おもちゃとしてとても優秀だと思います。タカラトミーさん、プーさん、ありがとう!