我が家のお宮参りは、水天宮に行きました!
お宮参りに水天宮に行ってきました。お宮参り当日のスケジュールや良かった点&反省点などをおまとめします!
なぜ水天宮?お宮参り先の選び方
本来、お宮参りは住んでいる地域の神社に行くとも言われています。氏神さま、もしくは産土神さまへ、赤ちゃんが産まれたこと、無事に一か月を迎えることができたことを感謝し、これからの健やかな成長を願ってお参りに行くのがお宮参りだそうです。
氏神(うじがみ):住んでいる土地の神様。もともとは血縁関係、つまりご先祖様が信仰していた神様のことだったそう。
産土神(うぶすながみ):赤ちゃんが産まれた土地の神様。
とはいえ、最近では厳密に氏神・産土神とは限らず、思い入れのある神社や安産祈願へ行った神社などを選ぶ家族も少なくないそうです。我が家も安産祈願をしてもらった水天宮にしました。
我が家のお宮参り
我が家のお宮参りはこんな感じになりました。
- 日程:連休後翌週の土曜日(生後一か月の付きで戌の日ではない日)
- 時間帯:午後
- 服装:洋装ワンピース
- 参加者:パパママのみ。親族は呼ばず。
- 食事会:なし
- 撮影:出張カメラマン(fotowa)
日程について
最近ではお宮参りを生後一か月ではなく、生後三か月ごろのお食い初めと同時に行うなど、時期をずらす方も多いそうです。赤ちゃんの負担も少ないですし、外出の難易度も低いですし。でも、我が家ではなるべく本来の生後一か月(厳密にいうなら男の子は生後31日目以降、女の子は生後33日目以降)に近いタイミングで行いたいと思ってました。
ぐずぐずしていたとしても、生後一か月の姿を写真に残しておきたかったのが一番の決め手です。
また、生後三か月のお食い初めはお食い初めでしっかりとやりたかったのもあります。
とはいえ、厳密に一か月だと一か月健診も終えておらず、また連休や戌の日ともかぶっていたり、そもそも平日だったりと、何かと都合が悪かったため、若干ずらしはしました。やっぱりまだ外出に慣れていないため、混雑はできるだけ避けたかったのもあります。
ちなみに季節は春でした。なので特に服装など気候対策をしていなかったのですが、当日なんと季節外れの真夏日となってしまい、あちあちでした。水天宮はお宮参りの待合室は屋内ですが、お賽銭や御社殿は屋外でやや並ぶため、暑さや寒さへの対策はもうちょっと考えておけばよかったです。
時間帯は、水天宮の空いている時間帯に
後述しますが、撮影はスタジオではなく出張カメラマンさんにお願いをしました。
水天宮での撮影実績が多い方にお願いをして、空いている時間帯のおすすめを聞いたところ、「10:00-12:00が一番境内が混み合うので、13:00以降がおすすめ」とのアドバイスをいただきました。なので、混雑回避のために午後の時間帯としました。
服装、参加者、食事会の有無は負担軽減を第一に
服装も本当は和装でびしっとしたかったですが、慣れない外出だったのでここは妥協しました(お食い初めの時の楽しみに取っておくことに…!)
また、親族も遠方のため呼ばずに食事会もなしとし、負担軽減を第一優先としました。
結果として、特に後悔はなく、むしろ負担軽減しておいて良かったと思っています。長時間の外出をしたことがなかったので、食事会なしでも結構な疲労感でした。
我が家のお宮参りの一日の流れ
大まかな流れはこんな感じです。
12:00 家を出る(初めての電車!)
13:00 境内での撮影
13:30 ぐずったのでミルクタイム
14:20 撮影終了
14:30 祈祷受付~待合室で待機
15:00 御祈祷
15:30 終了
16:00 帰りの道中でさくっと食事
17:30 帰宅
食事会はなしとしましたが、結局5時間半の長丁場でした。
また、水天宮までの移動時間が結構かかっているのも、時間が長くなった要因ではあります。
写真をたくさん撮ってもらった&ぐずぐずタイムがあったので撮影時間が若干長めなことと、祈祷の受付と実施タイミングが合わず待ち時間がやや長めだったことくらいで、おおむね予想通りのスケジュール進行ができました。
子供だけでなく親の体力を考えても、親族込みでの食事会はたぶんやれなかったです。
余談ですが、体力がなくなったので帰って食事の用意をする気が起きず、帰り道に食事をさくっと済ませるために、ベビーカーOKと言ってくれたラーメン屋に入りました。我が子の初の飲食店はラーメン屋さんです。ラーメンが届くまではすやすやでしたが、届いたらなぜか起きてえーん。めちゃくちゃ急いで食べました。
そもそも病院以外のお出かけが初で、初めての電車、初めての人ごみを経験した我が子は帰ってから今までにないほどのぐずり?黄昏泣き?を発揮してました。(疲れたよね。おりこうさんして偉かったね。)
良かった点・おすすめしたい点
- 混雑する日程、時間帯を避けられた
- 出張カメラマンさんに依頼した
- 液体ミルクが便利だった
- 負担軽減できるように心がけた(楽な服装で親族&食事会なし)
- 産着レンタルをした
混雑する日程、時間帯を避けられた
土日ですが、午後にしたことでだいぶ混雑を避けることができました。
安産祈願の時は戌の日直後の土日+七五三時期に行ったので、水天宮はなかなか混雑していました。今回はその反省を踏まえて少しずらしたのが功を奏し、さほど苦労はせず終えることができました。
本殿前(一番の撮影スポット)に若干並んでいる人はいましたが、写真は撮れるレベルです。安産祈願の混んでいるときは長蛇の列で写真はほぼ撮れなかったので、今回はしっかり取れて良かったです。
また、祈祷も受付時間が終了近くだったこともあり、我が家含めて三組だけでした。祈祷までの待合室では、赤ちゃんがそこそこぐずってしまいましたが、待っている人が少ないので離れたスペースに移動ができて、精神的負担も少し抑えられました。
平日のほうがより空いているとは思いますが、土日でも午後にするだけでだいぶ空くようになると思うので、おすすめです!
出張カメラマンさんに依頼した
写真撮影をしたいと思ってましたが、スタジオなど寄るところが増えるのは負担が大きいかなと思い、fotowaで出張カメラマンさんに依頼しました。結果、大満足です!
良かったのは、水天宮に慣れているカメラマンさんを選んだことで、空いている時間帯の相談やお勧め撮影スポットなど、基本すべてお任せできたことが非常に助かりました。
また、実績が多い方だとお宮参りそのものにも慣れており、産着の着せ方や赤ちゃんへの対応などのサポートもしてもらえたので、本当に心強かったです。写真が残せたこと以外でもメリットが大きかったので、撮影を考えている方は、お宮参りの実績が多い方、特に行こうとしている神社での撮影経験がある方を選ばれるのをお勧めします。
液体ミルクが便利だった
お宮参りの時に初めて液体ミルクを買ってみましたが、もうめちゃくちゃ便利です。まだ使ったことがない方、ぜひ使ってみてください!激しくお勧めです。
お宮参りの時の初液体ミルクは、哺乳瓶に移し替えるタイプを使いましたが、その後我が家では「ほほえみ」を使っています。国内での液体ミルクは販売が許可されてからまだ日が浅いため、種類は粉ミルクほど多くはないようです。残念ながら生後一か月に適した量のラインナップがないのですが、この「ほほえみ」はアタッチメント+母乳実感乳首で済むので、手間も荷物も最小限で済みます。
負担軽減できるように心がけた(楽な服装で親族&食事会なし)
これはあくまで我が家のケースですが、全部をてんこ盛りにするのではなく、あきらめる&削れるところは削って体力温存プランにしたことを本当に良かったと思っています。
母親の和装/両家親族/食事会、この3つが私たちの主なあきらめポイントでしたが、これらを削ってもなお5時間半の長丁場だったので、多分私たちには難しかったと思います。
ほかにも、生後1か月ではなく少し大きくなってからのタイミングにしたり、撮影は別日で行うなど、いろいろ負担軽減できるポイントはあると思うので、優先順位をつけて当日のスケジュールを立てることをお勧めします。
産着レンタルをした
母親の和装はあきらめましたが、赤ちゃんの産着はレンタルをしました。大体の相場感としてはネットで調べて出てくるようなレンタル屋さんだと、大体相場は4,000円程度~な感じでした。大手通販やレンタルショップとかだと10,000円前後のものが多かったです。我が家ではコスパ重視で5,000円程度の産着をレンタルしましたが、特に遜色なく、産着を着せた写真を残せてよかったです。
ちなみに水天宮にいたほとんどの方が産着をつけていた印象です。全員ではないけど7、8割?なイメージ。私たちと祈祷が一緒になったほかの組の方も全員付けていらっしゃいました。ちなみにちなみに、母親が和装の方は体感半々くらい?な感じでした。
反省点
- 気候への対策が甘かった
- ベビーカーに慣れていなかった
- 生後1か月の子は少なく、もう少し大きい子が多かった
気候への対策が甘かった
季節が春だったので油断していましたが、急に夏日となり、当日は日差しが強くかなり暑かったです。お宮参り当時はまだベビーカーの装備も少なくなかなか備えることが難しかったのですが、せめて保冷剤やひんやりシートだけでも持っていければよかったです。
夏冬の季節だけでなく、春秋の過ごしやすい季節といえど、しっかり季節を先取りして備えておけばよかったなとプチ後悔しています。
ベビーカーに慣れていなかった
お宮参りが病院以外の初のお出かけで、ベビーカーに慣れていませんでした。我が家はまだベビーカーを購入しておらず、駅のベビーカーレンタルを使ったため親の私たちも不慣れ。赤ちゃんもベビーカーに慣れておらず、抱っこじゃないとえーんしちゃう感じで、結果ほとんどただのお荷物でした。
※食事をするときだけは寝かせておくことができたので役立ってくれました。が、お宮参り中はずっとたたんでいたので不要でした。
ベビーカーを購入し、扱いに慣れた今ではお出かけに必須ですが、当時は慣れていない中での長い外出だったので、無くてもよかったな…と思います。
生後1か月の子は少なく、もう少し大きい子が多かった
これは特に後悔ポイントではないのですが、意外だったので書いておきます。お宮参りは本来生後一か月での実施とされていますが、実態として本当に生後一か月でお参りに来ている赤ちゃんは思ったよりもだいぶ少なかったです。
たまたまかもしれませんが、我が子ともう一人くらい?で、後は明らかに月齢が上の子がほとんどでした。
やっぱり長丁場のお出かけは生後一か月だとリスクもあるので避ける方も多いのかもしれませんし、産後間もないとシンプルに大変なので、皆さん少し大きくなって外出に慣れたころにされるのかもしれません。
もし時期に迷っている方がいれば、案外生後一か月にこだわらなくてもいいかも?ということをお伝えしておきます。
水天宮のレポ
所要時間
水天宮での御祈祷の所要時間は、大体1時間程度でした。まず受付後の待合室での待ち時間が30分程度かかりました。祈祷自体は30分もなかったです。
とはいえ、待ち時間は混雑状況によって変動するので、比較的スムーズにいって1時間、と思ってもらえると良いかもしれません。(もちろん、受付のタイミングによってはもっと早いこともありますが)
ちなみに、水天宮さんはX(旧Twitter)アカウントがあるので、混雑が予想される日などは待ち時間をツイートしてくれています。助かります。ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、水天宮の御祈祷は予約不可です。近くの神社では予約がいっぱいという方でも、当日行けば御祈祷を受けられるのでここにした、という方もいるようでした。
費用
水天宮の初宮詣=お宮参りの費用は10,000円です。
これで、御祈祷+撤下品=お土産の品がもらえます。
一般的な祈祷では”初穂料”として参拝客に金額がゆだねられるようですが、お宮参りを実施しているところだと大体相場が決まっているようです。水天宮の場合は、料金が決まっているので金額に悩まなくてよいので助かります。
安産祈願だと金額に応じてもらえるお土産が変わる料金体系でしたが、初宮詣では一律10,000円でした。
もらえるお土産
水天宮では、”撤下品”として御祈祷のほかに以下のお土産がついてきます。
・御神札
・幣串
・御守
・にぎにぎわんわん
・御神酒
※写真の上部にある戌の形のお守り(福戌御守)は安産祈願でもらったものです。紛らわしくてスイマセン…
中でも、『にぎにぎわんわん』がかわいいです!生後一か月だとまだ自分でにぎにぎできないのですが、握ると音がピーっと鳴るので一緒に遊べます。にぎにぎできるようになるのが楽しみです。
まとめ
水天宮でのお宮参りについて、我が家の場合をまとめてきました。
いろいろ述べましたが、特にお伝えしたいのは、以下です。
・ぜひ空いている時を狙うのがお勧め!
・液体ミルクはめちゃくちゃ便利
・出張カメラマンは水天宮に慣れている方だと安心
・『にぎにぎわんわん』がかわいい
都内でも安産祈願で有名な神社なのできっと我が家のように安産祈願の流れでお宮参りも水天宮での実施を検討している方も少なくないと思います。もし迷っている方にとって何かお役に立てたら光栄です。