この記事では、ベビーモニターとして購入したネットワークカメラ、『Tapo C210』の特徴や良かった点&微妙な点をレビューします。
このカメラは5,000円前後とコスパがよいので、ベビーモニターの購入を迷っている方におススメです!
こんにちは、まるまるママです。みなさん、ベビーモニターって使われていますか?我が家では、最初は「高そうだし要らないだろうな~」と思っていましたが、こちらの商品を見つけて、カメラにしては5,000円とコスパがよかったので思い切って購入したところ、とっても便利で今では育児に不可欠なグッズとなりました。
この記事ではそんなTapoの『パンチルト ネットワークWi-Fiカメラ』について、レビューしていきたいと思います!
Tapo C210 パンチルト ネットワークWi-Fiカメラについて
商品スペック
本体サイズ:85.4 × 86.8 × 117.7 mm
重量:190g
と、比較的小柄で手のひらサイズなサイズ感です。
その他詳細なスペックは公式サイトに詳しく記載があるのでご確認ください。
特長
Tapoシリーズの最大の特長は、そのコスパだと思います。私が購入を決めた理由も値段でした。Tapoシリーズは私の購入したC210以外にもいくつか種類がありますが、どれも5,000円前後な印象です(本記事執筆時)。少し古い型のものだと4,000円以下のものもありました。
見守りカメラの相場から考えるとコスパが高いので、導入を迷っている方も試しやすいのではないかと思います。値段は安いですが、商品スペックは遜色なく使える商品なので、本当におススメです!
以下、公式でも紹介されている特長をご紹介しますね。
2K(300万画素)の高画質
このお値段のカメラとしては不自由ありません。スマホで直接撮影する映像にはもちろん劣りますが、定点カメラとしては十分に感じます。
パンチルト首振り機能
水平360°垂直114°の広範囲をカバーしてくれます。部屋全体を見渡すことができて、全く問題ないです。
ただし、垂直角度はもっと下のほうが見たい、となる場面がたまにあります。ベビーベッドへの取付位置によるのかもしれません。
ナイトビジョン対応
夜間や薄暗い場所でも最長10m先まで映し出すことができるそうです。暗くなると自動で切り替わります。夜だと目が光って映るので猫ちゃんみたいに映ってかわいいです。
検知&通知
動きを検知するとアプリを通じて通知を送られます。
動体検知意外にも、赤ちゃんの泣き声検知や人物の検知など、設定可能です。
我が家では動体検知&泣き声検知で使用しています。
通知の頻度が多く感じるようであれば、その検知の精度を落とすこともできるので、好みに合わせて細かく設定可能です。
双方向通話
マイクとスピーカーが内蔵されているため、アプリ越しにカメラの先にいる人と会話が可能です。
ローカルストレージ
録画映像は、挿入したmicroSDカード(最大512GB)へ保存されます。
カード以外でクラウド保存も、有料課金をすれば可能だそうですが、我が家では使用していません。
SDカードに保存された映像データは古いものから上書きしていってくれるので、このSDカードへのローカル保存のみで十分活用できています。
音声コントロール
我が家は未使用ですが、GoogleアシスタントやAmazon Alexaとも連携可能だそうです。
プライバシーモード
アプリからワンタップで録画の停止が可能です。ちょっと今は残したくない、という時に使えます。
アプリで簡単操作
専用のTapoアプリを使います。初期設定も簡単でした。ライブ視聴の確認・操作をスマホで行えるのが非常に便利です。
ちなみに、複数人での共有も可能です。
同一アカウントを共有する方法(同時接続2つまで)と、各自のアカウントを作成しアプリ上でカメラ共有を行う方法と、二種類あります。
我が家ではパパとママで同一アカウントを利用しています。
開封&設定
さて、購入した中身はこんな感じでした。
・カメラ本体
・ACアダプタ
・天井や壁等への取り付け用キット
・説明書
説明書はかなりシンプルな記載でしたが、専用アプリをインストールし、アプリ指示に従って操作をすればスムーズに設定できました。
強いていうなら、SDカードの挿入口が分かりづらかったです。カメラ部分の裏側?です。
導入背景
我が家はマンションで家も狭いため、最初は要らないと思っていました。が、東京都のベビーシッター費用助成の存在を知り、ベビーシッター利用について前向きに検討し始めたときに、カメラの必要性に気づきました。
とりあえずいつでもシッター利用できるように先にカメラを購入したところ、日常での使い勝手がかなりよく、今では我が家の必須アイテムとなりました。
一般的なベビーモニターは1万円前後が相場なようですが、この商品は半額以下で入手できるので、モニター導入を迷っている方には本当にお勧めの商品です。
あって良かった!活用場面
本記事の執筆現在、我が家は生後三か月で寝返りを始めたころです。現段階での実感として…
- ベビーベッドまで行かなくても赤ちゃんの様子が確認できる
- 初めての寝返りの瞬間を記録できた
- 外出先のパパママが赤ちゃんの様子を見られる
ベビーベッドまで行かなくても赤ちゃんの様子が確認できる
産後の疲れ果てた身体にとって、ちょっとした移動や起き上がりがとっても辛かったです。このカメラ導入後は、通知があったり気になる声がしたときに、スマホを見るだけで様子が確認できたので、逐一ベビーベッドまで行かなくてよくなりました。
特にまだ寝返りができないころは、ちょっとのことで「うつ伏せになってないかな?戻してないかな?顔埋もれてないかな?」と、とにかく心配でしたが、スマホアプリでサクッと確認できたのが非常に助かりました。
初めての寝返りの瞬間を記録できた
これもベビーモニターを導入をお勧めする大きな理由の一つです。初めての寝返り、初めてのたっちなど、赤ちゃんの初めての行動を記録に残すのは、なかなか難しいと思います。が、カメラがあれば確認しやすくなります。
我が家の場合、寝返りの瞬間を見事にカメラが捉えてくれていました。当時生後三か月なってすぐくらいで、まだまだ先だと思っていたので完全に油断してました。朝起きると頭の位置が逆になっており、いったい何が起こったのか?カメラで確認したところ、明け方にごろんするところがバッチリ映っていました。
ちなみに、カメラは常時24時間の録画もできますし、イベント検知時のみの録画も、いずれも可能です。SDカードに保存されますが、そのシーンをスマホにダウンロードするのもすぐにできるので、本当に便利です。カメラあって良かった…!
その他活用想定場面
先の3つ以外にも、他にもこのような場面でも活用できそうです。
- はいはいなど自分で移動するようになってからの見守り
- ベビーシッター依頼中の防犯カメラ
- 子どものお留守番中やペットの見守り
特に、ベビーシッターさんへの依頼時の防犯カメラとしては、近々利用予定です。シッターさんへの依頼については、残念ながら検索すればするほど不安に思うようなことがたくさんあります。双方向通話などで未然に窃盗を防いだ、なんて話もどなたかのブログで拝見しました。シッターさんと双方安心して利用&子守をしてもらえるように、積極的に活用したいと思います。
こうだったらいいのに…微妙な点
ここまで、良い点ばかりを紹介しましたが、ちょっと微妙な点もご紹介します。
- ワイヤレスではない
- ベビーベッドへの取り付けが難しい
ワイヤレスではない
常時電源に繋いでおく必要があります。なので、ベビーベッド付近がごちゃつきます。
特に我が家では、ベビーベッドの移動を頻繁に行っています。夜間は寝室ですが、日中は見えるリビングにいます。なので移動の都度電源を抜き差ししないといけません。
再設定は不要で再接続も比較的すぐに行えるのですが、地味に面倒です。この移動の手間を浮かせるためだけに二台めの購入を検討しています。が、そうこうしているうちにベビーベッドを卒業しそうなので保留中です。(なんにせよ、2台めを検討できるくらいのコスパの良さが助かる…)
ベビーベッドへの取り付けが難しい
これは本当に改善してほしい!と強く思うのですが、純正のスタンドが売っていません(記事執筆現在)。商品には天井に取り付けるためのキットはセットになっていますが、スタンド的なものはありません。Tapoシリーズをベビーモニターとして購入された他の方のブログも拝見しましたが、試行錯誤されているようでした。
我が家では、純正ではない別メーカーが出している、Tapo製品用のスタンドをAmazonで購入しました。スマホアームのように曲げたりできるものです。
結論、これで解決はしたのですが、純正じゃないのでベビー周りに使用するには若干不安があります。今のところ落ちたり不都合はありませんが、念のためカメラが落ちても大丈夫なようにベビーベッド柵のなるべく外側につけるようにしています。
※このスタンド自体、約2,000円です。カメラの約半額と考えると若干コスパ悪い…
ベビーベッドへの取り付けではなく、近くに棚など置ける場所があれば、時に問題はないかと思います。
まとめ
さて、繰り返しになりますが、本商品は本当に高コスパだなと感じます。
世間ではベビーモニターはいらないという意見もあるようですし、確かに、哺乳瓶やおむつのようにどの家庭でも必須というものではありません。
が、実際に使ってみて、我が家では大活躍しています。赤ちゃんの見守る安心、いつでも確認できる手軽さ、そして赤子のふとした瞬間を記録に残せることなど、買ってよかったなと思います。
ほかの一般的なベビーモニターに比べて手が届きやすい価格帯ですので、迷われている方は、ぜひ導入を検討してみてくださいね。